皆さんこんにちは。
2年前の今日は、誰もが忘れることの出来ない日となりました。
あの時の記憶がまだ鮮明なうちに、記録として残そうと思います。
2011年3月21日
震度7に襲われた蔵は依然として停電中でガソリンも無く、何も出来ません。
しかし、蔵には軽油で動く燃費の良いディーゼルの営業車がありました。農家でもある蔵人さんから農機具用の軽油を借りて満タンにし、700km以上走れるように準備して、気仙沼で被災した親戚へ物資を届けることにしました。
途中、親戚のおじさんから自作と思われる緊急車両の表示をいただきました。かなりハッタリ臭いですが、この時の営業車はスーパーカーでしたね(笑)
同行してくれたのは、小学校からの友人で林業を経営するM君(お嫁さん募集中)。パッと見チャラ男ですが、実は硬派な男です。彼の所有する重機が気仙沼市唐桑に置いたままになっていましたので、その確認も目的のひとつでした。
内心ドキドキしていましたが「そこのベンツ、緊急車両が通るからどきなさい(笑)」なんて冗談を言いながら気仙沼へ向かいました。
そして気仙沼。さっきまでのカラ元気はどこへやら。目の前の信じられない光景に、一転して言葉を失いました。
伏見男山、蒼天伝でお馴染みの男山本店さんの3階建ての建物が、3階だけになっていました。
大津波の後に大火災が発生した鹿折地区。
テレビで見た時には、この世の終わりかと思いました(;´Д`)
家はダメでしたが、無事だった親戚に物資を届けることができました!よかった!!
友人の重機発見!
思いっきり海水に浸かってしまっていましたが、後日気合の修理で復活したそうです(^^)
明らかに海水面が上昇していましたので、危険と判断し、そそくさと退散。
もうメチャクチャ _| ̄|◯
色々と考えさせられる一日でした。
続く。